教える授業でなく考えさせる授業を 2
3 授業での風向風速計、雨量計の説明
  これは、何だと思いますか?風向と風速を計る機械です。風向風速計と言います。風向風速計は、風が吹いてくる方向にプロペラが向いて、風向を知らせます。吹いてくる方角を言います。
 風速は、プロペラの回転数でわかります。速く回れば、強い風です。ゆっくり回れば、風は弱いです。この風向風速計は、屋上の建物などの影響を受けないところで計ります。

 雨量は、どうやって量ると思う?音は聞こえますか?見えますか?これで、雨量を量っています。中はどうなっていると思いますか?こうなっていますよ。よーく見てくださいね。ししおどし。シーソーのようになっています。一回回転すると0.5mmです。平成20年8月29日の2時までの1時間に岡崎市美合町で146.5mmの雨が降りました。そうするとこのマスで293回量ったことになります。この機械は転倒マス雨量計と言います。

 1時間に1mm未満の雨だと、地面がかすかに湿る程度、カサなしでも間に合う。1mm降るのはどれだけの量。たたみ6枚の六じょうまで、雨量1mm降るとお茶の間に約10リットル。大きい2リットルのペットボトル5本分。名古屋の1971−2000年の年間平均降水量は、1564.6mmです。1年間の雨や雪を全部ためると約156cm。みんなの身長くらいかな。

 終わりに
 考えさせる授業。これ何だと思う?こうするとどうなると思う?つねに考えてほしいが、この言葉がなかなか出てこない。この言葉がすらりと出てきたら、一人前かな。笑い。最後に、たくさんの感想文をいただくと、しみじみとやってよかったと思います。

2008.12.16 Tue l 教育 l コメント (3) トラックバック (0) l top

コメント

雨量の単位
 雪の場合は、「雪の深さ」(長さ)を cm 単位で計ります。(これは自然です。)
 しかし、雨の場合は、「雨量」(体積)を mm 単位で計りますが、これは不自然です。
 「雨量」は「体積」なので、「立方mm」とか「ミリリットル」の単位で計るぺきです。
 この種の質問に、どう解説されていますか?
2009.04.06 Mon l ナルッシ. URL l 編集
No title
メールありがとうございます。雨もじつは高さなのです。私が、子どもに教える時は、雨が積もったと覚えてくださいと言っています。
2009.04.14 Tue l 鈴木東. URL l 編集
「雨量」という名前
 今では、そういうもの(雨の降った深さ)だと理解してますが、「雨量」の「量」は、物理学の次元の感覚では良くないです。(今さら、変えられないでしょうけど。)
 大昔の雨量は、メスシリンダーで量ったので、「量」の感覚は何となく分かりますが…。
 解説、ありがとうございました。
2009.04.23 Thu l ナルッシ. URL l 編集

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